百日咳と3種混合ワクチンのお知らせ
現在、報道でもご存じの通り、百日咳が流行しています。
非常に強い咳が長く続き、特に新生児や乳児(特に2ヶ月未満)が感染すると重症化することがあります。さらに従来の抗菌薬が効かない耐性菌も増えてきています。
百日咳感染を予防するために、小さいお子様には、4種混合ワクチン、5種混合ワクチン(百日咳、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ)を生後2ヶ月より定期接種が行なわれています。
しかし百日咳抗体の持続は4年から12年といわれており、小学生の多くは抗体価が低くなっていることが多いことから小学生の間でも感染が広がっています。
百日咳にかからないように、また感染して周囲への感染源にならないためにも、5歳から7歳未満のお子様や11歳から12歳の2種混合(DT)ワクチン接種対象のお子様に対して、百日咳を含む「3種混合(DTP)ワクチン」の接種を当院ではおすすめしています。
◆特に接種をおすすめする方
・5歳以上、7歳未満 : 1回接種
・11~12歳 : 1回接種
11~12歳の定期接種ワクチンである2種混合(ジフテリア+破傷風)の代わりに、3種混合ワクチンをします。
※2種混合は定期接種のため無料で受けられますが、3種混合に変更する場合には自費になります。
◆ご予約方法
電話のみのご予約となります。 ご希望の方は当院までお電話ください。
※お取り寄せのワクチンとなりますのでキャンセルはご遠慮ください。
ご質問、ご不明な点がございましたらお気軽に当院までお問い合わせください。